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新型コロナを収束させる対策


無料PCR検査体制の構築

全国民が定期的に無料PCR検査を受けられる体制を構築して実施すること。
これに尽きる。感染者を特定して隔離するしかない。全国の地方自治体の中にはその取り組みが始まっているところもある。ワクチン接種が始まっている今、ワクチン接種と同時に無料PCR検査を実施すべき。加えて変異株のゲノム解析を100%にすべき。

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置はコロナ対策ではない。ただの私権を制限する法律でしかない。

何故やらないのか?出来ないのか?

やらない理由は、ワクチンがあるから?
新型コロナウイルスの死亡率はおよそ1.8%。100人が感染したら1.8人が命を落とす。昨日東京の感染者数は510人。そのうち少なくとも9人が命を落とす可能性があるということ。全国民が2回のワクチン接種を完了するのはいつかになるのか?その間に毎日どのくらいの命が失われるのか?ワクチン接種が完了するまで、この事実を見て見ぬふりする気なのか?

出来ない理由は、検査が増えれば感染者数が爆発的に増えて、保健所や医療提供体制が崩壊するから?
ならば、保健所や医療提供体制が崩壊しないような体制を構築すればいい。
例えば、東京だったら全ての区市町村にコロナ専門病院を設置する。既存の病院をコロナ専門病院にするのではダメだ。その病院の入院患者を他の病院に移さなければならないし、コロナ患者を受け入れてクラスターが発生した事例は後をたたない。以前、中国武漢でやったようにプレハブでコロナ専門病院を建設しても一カ月もかからない。今までいくらでも時間があったはずだ。
あれから1年以上も経っているのだから、本気で力を入れていれば医療従事者をもっと増員出来ているだろう。

出来ないからと諦めれば何も変わらない。やらなければコロナは収束しない。この先、同じことを何度も繰り返すだけだ。


台湾の成功例を参考にすべき

なぜ台湾はコロナ封じ込めに成功したか?
感染者とその接触者を個別に検出・追跡・隔離する症例介入と、国民全体に社会的距離(ソーシャルディスタンシング)の確保やマスク着用などを求める集団介入の2つを併用したことが成功の要因で、いずれの介入も単独では効果が十分でなかった可能性があるとJAMA Intern Med(2021年4月6日オンライン版)に発表した。
https://medical.jiji.com/news/41558

✳「終息」は、似た意味の漢字を2つ重ね合わせて「完全に終わる」という意味。「収束」は、「収まる」「束ねる」ということから、「(状況・事態などが)ある一定の状態に落ち着く」という意味。当ブログでは後者を使用しています。

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