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コロナを収束させるための6つの提言

新型コロナウイルスを収束させるため
国策として以下を提言する。



①水際対策の強化

まずはこれだ。日本は島国だから他国に比べて対策は取りやすいはずだ。新型コロナウイルスで日本はこれで大失敗した!
中国は2020年1月23日湖北省武漢市を封鎖した。日本が中国武漢市を含む湖北省からの入国拒否を表明したのは2020年1月31日。さらに2月13日からは浙江省も追加。
 つまり、1月23日から1月31日迄の7日間は武漢から日本へ入国制限は無かった!この間だけでも何万人が中国から入国したか?空港、港の検疫強化と入国制限を厳しくすることは時間との勝負。考えている暇はない。即刻実施しないと何の意味もない。
日本政府は学習したはずです。

②保健所機能の強化

新型コロナウイルスでは2020年4月の段階で保健所は既にパンクしていた。東京の感染者数が100人にも満たない時に!さらに昨年の今ごろ保健所ではFAXでやり取りしていた。なんてお粗末な話だ!
保健所がパンクしないように、職員を増員することは急務だ。テレショップのコールセンターのシステムを活用すれば濃厚接触者の追跡調査は出来る。資格が無くても出来る業務は全て外注する。それから、データ管理はデジタルオンラインで。今すぐ集計ネットワークを構築すべし。
現在でも感染者数は手作業で集計している。どこまでアナログなの?

③コロナ専門病院の設置

新型コロナ以外の診療、治療の通常医療に影響しないように医療提供体制を強化すること。
東京23区では各区に最低1つは必要。東京都がコロナ専門病院を設置したのは2021年1月だ。しかも、都立広尾病院など3つの病院を実質的なコロナ専門病院にした。
既存の病院を専門病院にするのではダメだ。既存病院で数々のクラスターが発生した。コロナ専門病院の設置は必須。急造プレハブ病院、廃校になった校舎の活用、公務員住宅の活用など方法はいくらでもある。特に東京では市場の相場では考えられないほど安い家賃の公務員住宅がたくさんある。

④自宅以外の療養施設の確保

病院の負担を減らすために無症候の感染者が療養する施設が必要。病院でもクラスターが発生するのだから、家庭内感染を防ぐのは困難だ。自治体によるホテル借り上げなどで感染者を隔離することが何より重要。

⑤PCR拡大検査の実施

医療従事者、高齢者施設の職員などに定期的に検査することは必須。地域で定期的な大規模検査も必要。無症状感染者(無症候感染者)発症前感染者を隔離すれば感染は広がらない。
PCR検査の拡充不可欠 都医師会・尾崎治夫会長

⑥日本版疾病対策センター(CDC)の設置

21世紀に入って人類は少なくとも3つのウイルスに遭遇している。7年後にはまた未知のウイルスが猛威を振るう?可能性は非常に高い。
そのためには、それ専用の武器を持たなくてはいけない。既存の武器では太刀打ちできないのは明らかだ。新型コロナウイルスの経験を未知のウイルスが襲ってきた時に生かさないと意味が無い。感染症対策の司令塔は絶対に必要。

これらを実施するにはかなりの予算が必要だ。しかし、感染が拡大し緊急事態宣言を出して経済損失を被るよりよっぽどましだ。何よりも多くの命が救われる。
 
 結局は最良にして最大の経済対策になる。

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