地球と共に生きる

政治経済スポーツなど日々気になるニュースを深掘りします

なぜPCR検査は拡充されないのか?

PCR検査を増やすべきだと多くの医師や医療関係者のみならず、官房長官や経済再生担当大臣が訴えていました。1年前から現総理も認識していたのに、なぜ増えない?増やせない理由は何なのか?医療に関する行政システムを1度ぶち壊して再構築しないと無理かもしれません。



PCRの検査体制の拡充が必要
2021年5月17日

特措法を担当する西村康稔経済再生担当大臣は、緊急事態宣言を解除した後も、状況に応じて再度、宣言が発せられることになると発言した上で、その判断のためにもPCRの検査体制の拡充が必要と話した。
「今、この(検査)体制を広げていかなければいけない。そうした時に、いざ(感染者数増加の)小さな波が起きた時に、PCRの体制でしっかりと探知して大きな波にしないということが大変大事なこと」。

ちなみに当時の尾身副座長は?
PCR検査体制については、専門家会議の尾身茂副座長も「日本の10万人あたりのPCR検査数というのは他国と比較して明らかに少ない。これは間違い無い」と語っており、総数でも人口あたりでも体制が十分でない現状を認めている。また、専門家会議の中でも、拡充の必要性が議論されてきたことを認めている。

出典:NHK日曜討論 2021年5月17日


往来再開へ検査拡充不可欠
2020年7月1日

菅義偉官房長官は1日の記者会見で、新型コロナウイルスPCR検査について「空港では1日当たり1千人程度実施している」と述べた。「国際的な人の往来を段階的に再開するには日本の検査能力や体制拡充が必要不可欠だ」と語った。
厚生労働省によると、国内のPCR検査能力は1日最大約3万件あるものの、実施数は7千~8千件程度で推移する。

出典:日本経済新聞社電子版 2020年7月1日


PCR検査の拡充不可欠
2020年09月08日

東京都医師会の尾崎治夫会長は本紙の取材に対し、新型コロナ対策の特別措置法の改正や、経済活動と感染防止を両立させるためには、PCR検査の拡充を急ぐべきだと訴える。
PCR検査は精度に課題があるが、「ある程度感染していないことを証明できる方法で、社会を動かしていく」。検査が増えれば、無症状の陽性者が増えることが予想されるため、宿泊療養だけではなく、自宅療養も、しっかりとした運用指針を作った上で、積極的に取り入れていくべきだという。

出典:東京新聞 TOKYO Web 2020年09月08日


徹底したPCR検査体制の構築

現在の世田谷区の取り組み
感染拡大防止と社会経済活動の両立を実現するには、早期にPCR検査を受けて感染を発見できる、徹底した検査体制の構築が不可欠です。特に、介護施設や保育園・幼稚園など、社会生活を維持する上で必要な施設の関係者には、定期的な検査の実施が求められます。

出典:世田谷区


f:id:tomopin39:20210430222616j:plain