モニタリング検査を拡充せよ
モニタリング検査とは?
感染拡大の予兆の早期探知のための検査
政府では、基本的対処方針を踏まえ、感染再拡大や感染源を早期に探知するよう、繁華街等において幅広くPCR検査を行って感染状況をモニタリングするとともに、そのデータを分析して感染拡大の予兆を早期に探知し、早期の対応につなげていくこととしています。
このために行う検査のことをモニタリング検査といいます。
モニタリング検査の目的
繁華街・歓楽街等の感染リスクの高い場所を中心に、無症状者に焦点を当てた幅広いモニタリング検査を実施し、そのデータを分析することで、感染拡大の予兆探知及び感染源の把握によって感染再拡大を防止することを目的としています。その際、モニタリング検査の結果に加えて、SNS等のデータや行政検査、民間検査機関のデータも活用して予兆を探知することとしています。
大学や企業でもモニタリング検査も拡大
西村氏は、繁華街などで行っている無症状者へのモニタリング検査に関し、大学など二百数十カ所、幼稚園や保育園約700カ所、企業600~700カ所での実施に向け調整していることも明らかにした。PCR検査は5月に1日1万回を行えるとの見通しも示した。
定期的な検査拡大が必要
繁華街・歓楽街等の感染リスクの高い場所、大学や企業だけでなく、もっと幅広く広範囲に拡大すべきだ。家庭内感染も問題だ。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置ではもはや感染抑止効果は限定的。もっとモニタリング検査を爆発的に拡充すべきだ。