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東京4227人 新型コロナ 感染確認 5週間前の感染者数は1359人

5週間前2021年7月23日の感染者


東京 新型コロナ4227人感染

東京都内では27日、新たに4227人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、5日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。
一方、重症患者と入院している人はいずれも過去最多となり、医療体制の危機的な状況がさらに深刻度を増しています。
また、都は自宅療養中に死亡した1人を含む18人の死亡を発表し、1日としては今回の第5波で最も多くなりました。

東京都は27日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女あわせて4227人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1週間前の金曜日より1178人減り、5日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。
27日までの7日間平均は4184.6人、前の週の88.6%で、7日間平均が前の週を下回るのは3日連続です。
ただ、都の担当者は「先週はお盆休みだったので特殊な期間だったことが影響している可能性がある。まだ高い水準で減少傾向になったとは見ていない。このまま減少が続くかどうかは不透明で、あす、あさっての週末もレジャーや外出を控えてほしい」と話しています。
27日の4227人の年代別は、10歳未満が331人、10代が427人、20代が1208人、30代が785人、40代が691人、50代が482人、60代が154人、70代が96人、80代が43人、90代が8人、100歳以上が2人です。
感染経路がわかっている1776人の内訳は「家庭内」が最も多く1181人、「職場内」が249人、「施設内」が108人、「会食」が35人などとなっています。
東京パラリンピックの関連では7人の感染が確認されました。
内訳は、外国人の競技関係者1人、日本人の競技関係者1人、メディア関係者1人、業務委託の事業者4人です。
これで都内で感染が確認されたのは33万2088人になりました。
一方、27日時点で入院している人は、26日より70人増えて4226人となり、7日連続で最多を更新しました。
「現在確保している病床に占める割合」は70%を超えて70.8%になりました。
都の基準で集計した27日時点の重症の患者は、26日より18人増えて過去最多の294人となり、300人に迫っています。
重症患者用の病床に占める割合は75.0%となり、医療体制の危機的な状況がさらに深刻度を増しています。
重症患者の年代別は、10代が1人、20代が5人、30代が24人、40代が53人、50代が111人、60代が60人、70代が35人、80代が5人です。
また、都は、感染が確認された30代から90代の男女あわせて18人が死亡したことを明らかにしました。
1日の発表としては今回の第5波で最も多くなりました。
このうち、脳の疾患で在宅医療を受けていた90代の女性は、家庭内感染で陽性となったということです。
家族が在宅での治療を希望したことから入院調整は行わず、自宅療養中に死亡したということです。
第5波に入って、今月、自宅療養中に死亡した人は、これで17人になりました。
このほか80代の男性と40代の男性はワクチンを2回接種していましたが、感染したということです。
これで都内で感染して死亡した人は、あわせて2433人になりました。


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