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ワクチン接種のその先は?

ワクチン接種で終わり?

このところ、ワクチン接種の話題が頻繁に取り上げられている。先進国の中でワクチン接種が始まっていないのは日本ぐらいであるそうだ。日本は先進国の中では後進国なのだと思うと、悲しいやら情けないやら。

実際、ワクチンを接種したら新型コロナウイルスには感染しないのか?というと答えは「感染しないとはいえない」のだ。当然といえば当然である。有効性は100%ではない。ワクチン接種を希望しない人もいるだろう。さらには変異種が入ってきたことでまた状況は変わった感がある。感染力が増しているからだ。そのうち日本国内で国産の変異種が出てくることもあり得る。ということで新型コロナウイルスを封じ込めることは無理ではないか?と思う。

ちなみに新型コロナワクチンについての
政府広報こちら

第4波はやってくる?

緊急事態宣言が解除されたあと、暖かい季節になればコロナウイルスは収束するのか?
それは怪しい、極めて怪しい。実際、昨年の夏に感染は収束していない。その後第3波は押し寄せてきた。

5年後あるいは10年後なのか?再び未知のウイルスに見舞われるであろうことは歴史を見れば容易に想像できる。21世紀に入ってから、SARSコロナウイルス、MERSコロナウイルス、そして新型コロナウイルス。およそ7年毎に新種のウイルスが確認されている計算になる。
近い将来、新感染症が猛威を振るう可能性は高いと考えられる。

菅義偉首相お得意の「仮定の質問には答えられません」ではダメだ。最悪の事態を仮定して対策を打つのが本筋だと思う。
安心安全は、人の心にとっても経済にとっても大事だ。

政府は最後の切り札である「ワクチン接種」がうまくいけば、内閣支持率が上昇すると考えているのか?要するに選挙対策の一環なのか?
そのために人気のある河野さんをワクチン担当大臣に任命したのだろうか?

いずれにしても、重要なのは感染症に対する危機管理体制を構築することだ。新型コロナウイルスの第4波や未知のウイルスがやってくると想定して対策することだ。

これが最大の経済対策であり、政府としての責務だと思う。
今回の新型コロナウイルスではっきり分かったはずだ。

参考までにノーベル賞受賞者の声明

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