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緊急事態宣言を批判しないのは何故?

緊急事態宣言は失策の証明

昨今の報道を見ていると違和感を覚えてならない。素朴な疑問だが、緊急事態宣言を出した時点で政府の政策は失敗、いや大失敗だったのに、何故そこを大々的に報道しないのか?いくら探してもここを批判する記事は皆無である。不思議でならない。
メディアが政府に忖度しているのか?
政府が報道規制でもかけているのか?
 
そもそも、2回目の緊急事態宣言は出す必要はなかったはずだ。昨年5月25日、1回目の緊急事態宣言が解除された後、予想された第三波に向けて多くの専門家や有識者が指摘していた、医療提供体制や保健所機能の強化、PCR検査の拡充などの対策を行っていれば、緊急事態宣言は出す必要がなかった。
感染者、重症患者を減少させ、その結果多くの命が救われたはずだ。
これは明らかに政府の怠慢だ。
命より大事なものはないはずだ。
野党が国会で追求すべきはここだと思う。

例えて言うなら、今にも沈没しそうな船を見つけてスルーしているようなもの。道路交通法でいうところの救護義務違反的な行為。つまり犯罪だと思います。

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は1月26日の衆院予算委員会参考人として出席し、感染が落ち着いた昨夏の段階で「医療提供体制や保健所機能の強化をしておけばよかった」と述べています。

感染が拡大する理由は、感染している人が他人に移しているから。PCR検査をして発症する前の感染者、無症候感染者を隔離すれば感染は抑えられるはず。無料PCR検査して感染者を隔離すれば感染は抑えられる。

感染者が増えると医療提供体制がひっ迫し保健所がパンクする。だから不可能だと?

そんなことは去年の4月から言われていました。
医療提供体制がひっ迫するなら、コロナ専門病院を設置すればいい。都心の一等地にあり得ない家賃で住んでいる国家公務員住宅を臨時病院にするとか、廃校になった学校を使用するとか、方々はいくらでもあったでしょう。

政府は今まで何の対策もしてこなかった、それが事実です。